個別フォルダの使い方
文書は,必ず,個別フォルダごと引き出しから取り出します。戻すときも,同様です。決して引き出しにフォルダを入れたまま文書だけを出し入れせず,フォルダを取り出してから,文書を取り扱うようにします。また,少しでも速く目的の文書を見やすくするため,文書の形状によって,個別フォルダへの文書の入れ方を工夫します。
1. 縦長の文書
個別フォルダを開いたとき,すぐに文書を読むことができるよう,新しい日付を上にします。
2. 横長の文書
横長の文書の上部が,フォルダの折り目に向くように入れます。
3. 二つ折りの文書
すぐに文書を読むことができるように,裏面を中にして折り,標題,あて先,日付などが表面になるように入れます。また,他の文書が挾まり込まないように,文書の折り目を個別フォルダの見出しの方に向けます。
4. 個別フォルダの取り出し方,戻し方
個別フォルダの取り出し方は,キャビネットの引き出しから右手で取り出し,机の上で左手で開くのが基本です。取り出すときは,フォルダの見出しをつまんで引き出すのではなく,必ずフォルダの本体を持って引き出します。見出しが傷むのを避けるためです。
個別フォルダの戻し方は,第2ガイドのすぐ後ろに戻すのが基本です。こうしますと,第2ガイドにそって個別フォルダを戻すことになるので,差し込みやすいうえに戻し間違いも避けられます。しかも,利用度の高い個別フォルダが第2ガイドの直後に集まることになり,検索も速くなります。その結果,利用度の低い個別フォルダが第2ガイドの後方に位置することになり,移換えや引継ぎのときに,廃棄処分の一つの目安になります。