机の周りにあるさまざまなものは,「AKF」の導入後,次のように整理します。いくつかの例を挙げながら説明します。
- 1. 保管庫の上に常時置いてあった出勤簿
- 出勤簿もダブルクリップで留めて,フォルダ化します。朝,最初に登庁した職員がキャビネットから出勤簿のフォルダを取り出し,打合せ用の机の上などに置きます。朝礼が終わったら,庶務担当職員がキャビネットに戻します。
- 2. 壁面にはってあった時刻表
- できるだけ壁に紙をはることは避けますが,やむを得ない場合には,通路側から目立たない一つの壁面に掲示コーナーを作り,そこにまとめてはります。
- 3. カレンダー
- 課に二つ程度を限度にしたいものです。
- 4. デスクマット
- マットの下が書類の隠し場所になるので廃止したいのですが,無理な場合には使い方に制限を加えます。つまり,透明マットの下のメモは,重ならないようにします。重ならないからといっても,やはり私的な写真などはマズイでしょう。
- 5. 机の側面にマグネットでつるしてある電話帳
- 机の側面はきれいにしておきたいものです。カウンターの下が棚になっていたら,住宅明細図などといっしょに指定席をつくる方法もあります。
- 6. 机の下に置いてあった長ぐつ
- 机の下には一切,物は置きません。不要になった保管庫などを再利用して課員全員の長ぐつを置く場所を更衣用ロッカーの近くに作ります。サンダル,ズック靴,バック,弁当箱など私物はすべて自分のロッカーに収納します。
- 7. 机の上の筆立て,卓上カレンダー
- 使っても構いませんが,退庁時に机の中に片付け,翌朝,登庁したら机の上に出すようにします。つまり,退庁時には,机の上になにも残らないようにします。あるのは電話機だけです。
- 8. パソコンの置き場所
- 最近では,職員一人に1台となっていますが,ノート型パソコンの場合,退庁時は個人の机の上には置かず,不要になった保管庫などを再利用して,まとめて収納します。
- 9. 茶ダンスの場所
- 背の高い保管庫がなくなるため,茶ダンスだけが目立つようになってしまいます。できるだけ柱の陰や課の隅の目立たない場所に設置するとよいでしょう。