第14回行政文書管理セミナー

本年度の行政文書管理セミナーは,2011年2月25日(金),盛会のうちに終了しました。
2011年4月に施行される公文書管理法では,同法第34条によりガイドラインに示された要件を満たす行政文書の管理が自治体にも求められることになります。今回のセミナーでは,『公文書管理対応実務の在り方』をテーマに,職場における能率向上の取り組みを通じた文書管理の実践,ガイドラインに示された要件を満たす行政文書管理をすでに実践している先進自治体の事例が報告され,今後,同法及びガイドラインにもとづいて行政文書管理を進めていく自治体にとって一番の疑問である,「公文書管理法どう対応すればよいか」についても,具体例とともに紹介されました。
開催日:2011(平成23)年2月25日(金)
時 間:13:00~17:00
場 所:(株)ぎょうせい セミナールーム(3F)
東京都江東区新木場1-18-11
テーマ:『公文書管理法対応実務の在り方』
講演1
「地方公共団体の文書管理~地方公共団体の職場における能率向上に関する研究会~」
小野寺 晃彦 (総務省自治行政局行政経営支援室課長補佐)
講演2
事例報告:「公文書管理法対応実務を実践して~文書監視委員会の課題と展望~」
伊藤 太郎 (千葉県我孫子市総務課課長補佐)
講演3
「自治体は公文書管理法の実務にどう対応すればよいか~慌てるな条例化、実務改善が先~」
廣田傳一郎 (駿河台大学大学院客員教授、行政文書管理学会会長)
講演4
「公文書管理法の研修規定にどう対応するか」
原田 三郎 (行政文書管理アカデミー学長、駿河台大学名誉教授)

これまで開催された行政文書管理セミナーの概要