文書管理の国際標準規格を策定する国際標準化機構(ISO)の文書管理委員会(TC46/SC11)は,これまでの規格であったISO 15489シリーズについて,改訂の必要があるかどうかを検討するため,WG13を発足させました。
かねて廣田理事長は,ISO 15489シリーズの実効性を上げるためには内部監査が有効であるとして,英国と連携して具体の提言をしてきたところですが,このたびISO文書管理委員会事務局(Australia)は,内部監査を内包するWG13のエキスパート委員に,日本から廣田理事長をノミネートしました。
かねて廣田理事長は,ISO 15489シリーズの実効性を上げるためには内部監査が有効であるとして,英国と連携して具体の提言をしてきたところですが,このたびISO文書管理委員会事務局(Australia)は,内部監査を内包するWG13のエキスパート委員に,日本から廣田理事長をノミネートしました。
廣田理事長の話によれば,内部監査の改訂案策定作業については,既に一昨年秋のロンドン会議時に英国の委員との間で合意しており,早ければ来春のパリ会議に提出したいとのことです。むろん,改訂案の骨子になっているのは,ADMiC が自治体等で実践してきたものです。