第17回ADMiC行政文書管理セミナーは,平成25年7月25日(木)午前10時から東京・内幸町,プレスセンタービル10階,日本記者クラブ大ホールで開催され,国や自治体の文書管理担当者を中心に多数が参加され,午後4時半,盛会裏に終了しました。
元・公文書管理担当大臣の上川陽子・自民党衆院議員,公文書管理法を所管する内閣府の笹川武・公文書管理課長,公文書管理法のモデルとされる北海道ニセコ町の片山健也・町長,東日本大震災を乗り越えてAKFを導入した福島市の村上敏通・情報管理課課長を講師に迎え,廣田傳一郎・ADMiC理事長の司会のもとに,参加者からの質問が活発に行われました。
今回のセミナーではADMiCが開発したキャビネット不要のBSフォルダについて,ADMiCの原田三朗・行政文書管理アカデミー学長が紹介し,簿冊用の保管庫を使用しながらフォルダ式のファイリングが実践可能であり,文書管理改善の障害となっている財政の壁を克服できると,その意義を説明しました。壇上にBSフォルダを収納・整理した4段式の保管庫を展示し,廣田理事長が講師の方々にその使い方を具体的に示したところ,フロアからも多くの質問が寄せられ,セミナー終了後も多くの参加者が熱心に見学されていました。