当機構支援自治体担当者らの執筆によるAKF自主導入等の実践例が『自治実務セミナー』(第一法規)令和2年8月号から連載されてます。10月号からは、事例2(宮崎県都城市)が始まりました。構成は次のとおりです(内容は随時アップします)。
なお、本ホームページの「AKF自主導入とは」https://www.admic-akf.jp/news/2019/02/post-110.html 及び 「BSフォルダとは」https://www.admic-akf.jp/news/2018/08/50.html もご参照下さい。
事例2 (宮崎県都城市)
・論文名:「日本初! 文書管理改善の自主導入への軌跡
~導入は「退庁時 机の上は 滑走路」で私物化容認意識を払拭/
維持管理は「いつでも誰でも30秒他者検索」で段階的レベルアップ~」(上)(中)(下)
・著 者:別府雅彦 (都城市議会事務局次長/行政文書管理アカデミー教授)
・目 次:
プロローグ 自主導入初日の緊張感と高揚感
1 二つの自治体で異なる導入方式を経験
(1) 宮崎県山田町役場での業務委託による導入
(2) 新都城市役所での自主導入
2 導入時の阻害要因と、文書管理担当者に求められる心構え
(1) 三つの阻害要因
(2) 文書管理担当者に求められる四つの心構え
(3) 組織合意の固め方
3 日本初の自主導入への経緯
(1) なぜ自主導入になったのか ?
ア 予算要求時の駆け引き
イ 自主導入への決心
(2) 自主導入への決意と不安
4 自主導入の具体的方法
(1) 自主導入の財源・対象・目標設定
(2) 自主導入の期間・工程・マニュアル
(3) 新たな文書管理導入に係る意思決定の手続と体制 (以上、10月号)
5 導入効果は毎年1億円プラス・アルファ
(1) 文書管理構築効果の多面性
(2) 導入の金銭的効果は年1億円以上
(3) 「退庁時 机の上は 滑走路」の実現
ア 福祉部福祉課の場合
イ 土木部建築課の場合
(4) 導入後の職員の反応
(5) 当初には想定していなかった効果
6 文書管理改善の自主導入を楽にする方法
7 維持管理の目的と実践体制
(1) 自主導入後の課題
(2) 維持管理での目的設定
(3) 維持管理実践の体制と方法 (以上、11月号)
8 自主導入における維持管理のレベルアップ事例
(1) 取組の経緯
(2) 問題の所在
(3) 改善の実施内容と結果
(4) 検証体制
(5) 検証結果と評価
(6) 行政文書管理アカデミーが支援
(7) レベルアップ事例のまとめ
9 私から文書管理担当者に求めるもの
(1) 強い信念
(2) 改善に気付いた自信
(3) 努力も忘れずに
エピローグ すべての自治体の文書管理が誇れる日が来ることを願って
(以上、12月号)